※最終更新日:2025年7月31日(初掲載:2021年8月)
Pythonとライブラリのバージョンを確認する方法
こんにちは、SHOUです。Colabの実験をしていて思わぬエラーに出会うと、「環境が違っているのかな?」と不安になりますよね。実際に私も、ライブラリのバージョンが合わずにコードが動かない経験をしました。そこでこの記事では、Colab上で主要ライブラリのバージョンを確認して、安心して実験を進める方法を紹介します。
今回は、Google Colab 上で Python や主要ライブラリ(TensorFlow、Keras、pandas、NumPy)のバージョンを確認する方法をご紹介します。
Colab環境は頻繁にアップデートされているため、使用しているライブラリのバージョンを把握しておくことは、エラー回避や動作確認において非常に重要です。
Google Colabとは?初心者が5分で使えるノートブック環境
「Pythonをちょっと試したい」「機械学習を勉強したい」と思ったとき、面倒な環境構築は避けたいですよね。
Google Colaboratory(略してColab)は、インストール不要でブラウザ上でコードが書ける非常に便利なツールです。
この記事では、初めてColabを使う人がつまずかないように、基本的な使い方や便利なTipsを紹介します。
Google Colabの主な特徴
- インストール不要:ローカルに環境構築することなく、すぐにPythonコードを実行可能。
- 無料:GPUやTPUなどの高性能な計算資源が無償で使えます。
- コラボレーション対応:ノートブックを簡単に共有し、複数人での同時編集が可能。
- 主要ライブラリをプリインストール:TensorFlow、Keras、PyTorchなどが最初から使えます。
- 豊富なチュートリアル:初心者向けの機械学習やデータ分析チュートリアルが揃っています。
Google Colabの主な用途
- 機械学習:ニューラルネットワークの構築、訓練、評価
- データ分析:データの読み込み、前処理、可視化
- 教育:PythonやAI関連の学習教材として
- プロトタイピング:アイデアの検証や試作開発に
実際のバージョン確認結果
🔢 Pythonのバージョン
確認用コード:
!python --version
実行結果:
Python 3.11.13
🧠 TensorFlowのバージョン
確認用コード:
import tensorflow as tf print(tf.__version__)
実行結果:
2.18.0
🧱 Kerasのバージョン
確認用コード:
import keras print(keras.__version__)
実行結果:
3.8.0
📊 pandasのバージョン
確認用コード:
import pandas as pd print(pd.__version__)
実行結果:
2.2.2
🔢 NumPyのバージョン
確認用コード:
import numpy as np print(np.__version__)
実行結果:
2.0.2
バージョン確認後に注意すべきポイント
- 互換性確認:公式ドキュメントや互換性一覧を確認してバージョンが一致しているか要チェック。
- 環境差異の把握:ローカルPCや他のColabセッションとバージョンが異なることも。
- 逐次確認の習慣化:「ノート再接続後」や「別プロジェクト開始前」には必ずバージョンチェックする癖をつけましょう。
よくあるトラブル&対処法
Q: バージョン確認でModuleNotFoundErrorが出た
A: Web環境の不具合やセッションエラーの可能性があります。ランタイムを"再起動してすぐ実行"してみてください。
✅ まとめ
現在、Google Colab で確認できたライブラリのバージョンは以下の通りです:
- Python:3.11.13
- TensorFlow:2.18.0
- Keras:3.8.0
- pandas:2.2.2
- NumPy:2.0.2
Google Colabは日々アップデートされているため、この記事と実際のバージョンに差異がある可能性があります。環境ごとにバージョンを確認しながら作業を進めることをおすすめします。
この記事が参考になれば幸いです!
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