Pythonとライブラリのバージョンを確認する方法
こんにちは、SHOUです!
今回は、Google Colab 上で Python や主要ライブラリ(TensorFlow、Keras、pandas、NumPy)のバージョンを確認する方法をご紹介します。
Colab環境は頻繁にアップデートされているため、使用しているライブラリのバージョンを把握しておくことは、エラー回避や動作確認において非常に重要です。
Google Colabとは?
Geminiによる説明を引用すると:
Google Colab(正式名称:Google Colaboratory)は、Google Researchが提供する無料のクラウドベースの開発環境です。ブラウザ上でPythonコードを実行でき、特に機械学習やデータ分析の用途に適しています。
主な特徴
- インストール不要:ローカルに環境構築することなく、すぐにPythonコードを実行可能。
- 無料:GPUやTPUなどの高性能な計算資源が無償で使えます。
- コラボレーション対応:ノートブックを簡単に共有し、複数人での同時編集が可能。
- 主要ライブラリをプリインストール:TensorFlow、Keras、PyTorchなどが最初から使えます。
- 豊富なチュートリアル:初心者向けの機械学習やデータ分析チュートリアルが揃っています。
主な用途
- 機械学習:ニューラルネットワークの構築、訓練、評価
- データ分析:データの読み込み、前処理、可視化
- 教育:PythonやAI関連の学習教材として
- プロトタイピング:アイデアの検証や試作開発に
実際のバージョン確認結果
🔢 Pythonのバージョン
確認用コード:
!python --version
実行結果:
Python 3.11.13
🧠 TensorFlowのバージョン
確認用コード:
import tensorflow as tf print(tf.__version__)
実行結果:
2.18.0
🧱 Kerasのバージョン
確認用コード:
import keras print(keras.__version__)
実行結果:
3.8.0
📊 pandasのバージョン
確認用コード:
import pandas as pd print(pd.__version__)
実行結果:
2.2.2
🔢 NumPyのバージョン
確認用コード:
import numpy as np print(np.__version__)
実行結果:
2.0.2
バージョン確認後に注意すべきポイント
- 互換性確認:公式ドキュメントや互換性一覧を確認してバージョンが一致しているか要チェック。
- 環境差異の把握:ローカルPCや他のColabセッションとバージョンが異なることも。
- 逐次確認の習慣化:「ノート再接続後」や「別プロジェクト開始前」には必ずバージョンチェックする癖をつけましょう。
よくあるトラブルと対処法
エラー:ModuleNotFoundError/バージョン不一致
原因はバージョンが合っていないなど。以下のように再インストールして対処可能です:
!pip install tensorflow==2.18.0
✅ まとめ
現在、Google Colab で確認できたライブラリのバージョンは以下の通りです:
- Python:3.11.13
- TensorFlow:2.18.0
- Keras:3.8.0
- pandas:2.2.2
- NumPy:2.0.2
Google Colabは日々アップデートされているため、この記事と実際のバージョンに差異がある可能性があります。環境ごとにバージョンを確認しながら作業を進めることをおすすめします。
この記事が参考になれば幸いです!
0 件のコメント:
コメントを投稿